小さな惑星の運び屋
ちっぽけな惑星ソレニアでは昼夜の周期を失い、北半球は夜、南半球は昼がずっと続いています
そんな惑星の住人達に必要な物資を届けるそんなゲームがこの【ソレニア】です
ゲームの目標は麦や石材などの資源を集め、配達タイルを獲得し、より多くの勝利点を得ることです!!
ソレニアでは本物さながらに飛行船が移動することによって昼から夜、夜から昼へと盤面が移り変わっていきます
まず基本的な説明から!!
それぞれのプレイヤーは飛行船カード14枚とプレイヤーボードを準備します
飛行船カードをよく切り、3枚引いて手札として残りを山札として置きます
スタートプレイヤーから順に手番を行っていきます
自分の手番でやることは手札の飛行船カードをボードに配置するだけです。
飛行船カードを配置するとカードの上に表記されている数字の分置いたマスの資源やスターを得ることが出来ます。
この場合なら石材を1つ得ることができますね
ただ1つだけルールがあり、基本的にカードは飛行船もしくは自分が既に置いたカードに隣接したマスにしか配置出来ません
取りたい資源があるのに反対側にしかなくて取れない...ってことが結構起きます
ですが自分が所持する資源を1つ消費することでさらにもう1つ先のマスに置くことが出来ます
遠くにある欲しい資源を得たり、配達タイルの獲得を目指すために時には貴重な資源を消費するのも重要な一手ですね
また飛行船カードの中には数字が0のカードもあります
このカードは置いたタイルの資源や勝利点は得ることが出来ませんが、飛行船を前進させることが出来ます
この場合飛行船が一つ前のマスに移動し、一番後ろのタイルをひっくり返して一番前に繋げます
トランスフォームっ!!
ひっくり返されたボードに載っていたカードは捨て札にされる代わりにカードの下に書いてある効果を得ることが出来ます
効果の中には置いてあったマスの資源を得たり、表記されたマークの資源を得たり、現ボード上にある各資源のマスに置かれている自分の飛行船カードにつき勝利点を得ることが出来たりと一度置かれたカードにもしっかりと役割があります
このように進めていくと資源がたまり配達タイルを獲得するために必要な数がたまっていきます
ただ配達タイルはいつでも交換できるわけではなく、☆のマークがついたマスへカードを置いた時のみ交換することが出来ます。
また交換できるのは昼のマスならば昼のタイル、夜のマスならば夜のタイルとしか交換することが出来ません
上が昼、下が夜のタイルです
こう見ると昼・夜で住人が求める資源に相違があることも分かりますね!!
ここらへんも考えないとダメかもしれませんね( ..)φメモメモ
昼・夜の概念があることによって、「夜のタイルが欲しかったのに進みすぎて交換できない...」なんてこともしばしば。
そして資源は最大8個までしか所持できないので上手くやりくりしないと飽和してしまいます。
勝利点が高いタイルほど要求される資源も増えるのでこの所持制限は結構キツいです( ;∀;)
このように手番を進めていき最終的にすべてのプレイヤーの飛行船カードがボードに配置された時点でゲーム終了です
獲得したスターと、配達タイルに記載された勝利点、昼夜ボーナス等を合算して最も点の高いプレイヤーの勝利です
初プレイでの結果は惜しくも1点差で2位という結果でした...悔しい...
プレイした感想としては、「THEボードゲーム」という感じのコンポーネントでありながら、全然プレイ感は重くなくルール自体は簡単、それでいて戦略性もある素晴らしいゲームだと感じました!!初めての人でも楽しめるし、究めればものすごい強者になれるような気がしますね(笑)
「ボードゲームってどういうもの?」と思っている人や、「そろそろ手軽なカードゲームは飽きたなぁ」なんて方に強くおすすめできるゲームかと思います!!
GOTTA2CAFEにご来店の際はぜひ遊んでみてくださいね!!
ソレニア
プレイ人数:1―4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:約30-45分
デザイン:セバスチャン・デュジャルダン
イラスト:ヴィンセント・デュトレイ
価格:5,600円+税